MLB打者

【MLB ブライス・ハーパー バッティング解体新書】MVP 2度受賞【フィラデルフィア フィリーズ】

解説公開日
2023/07/22

ブライス・ハーパー

1992年10月16日生まれ

191cm 100kg 右投左打

少年時代からずば抜けていた

2010年 MLBドラフト1巡目(全体1位)

ワシントン・ナショナルズ (2012 - 2018)

13年3億3000万ドル フィラデルフィア・フィリーズ (2019 - )

シーズンMVPを2度受賞(2015,2021)

ハーパーが12歳のときに大会に出場した際、 彼は大会が行われたアラバマから電話で 母親のシェリに「まあまあの成績だった」と 言ってきたが、その後コーチから 「まあまあ」の中身が 12打数12安打、11本塁打であることを知らされた。 母親が「息子は天才」と はっきり認識するようになったのは、 その瞬間だったという

ホームランも三振もカッコいい

優れた点

0:19 ①ハデな先行動作と、しなやかな割れで作るトップ

・バットを上下させてタイミングを取りながら、沈み込んでタメた位置から、しなやかな体を活かした前足の踏み込みで深いトップを完成させる

4:19 ②インコースがファールにならないバットの軌道

・円運動の最下点を通過した後の、下から上に上がる軌道で縦にボールを捉えることで、ファールにならないフライボールを打てる

7:06 ③縦スイングでもヘッドを 強く返せるツイストの動き

・上半身の回転とは反対方向に下半身を粘ることで、ヘッドターンを強くさせるツイストが生まれ、 こすらずヘッドをかけられる

11:22 少年時代のエピソード